高い目的意識、思考力、行動力を見極める

2011.12.09

「変革人材」が保有している能力を大きく三つに分けると、「高い目的意識」「思考力」「行動力」となる。目的意識は変革を促す起爆剤となるのに必要であり、思考力は効率よく目的地に着けるようコントロールすることを可能にし、行動力は活動のエネルギーとなる。三つすべてを保有する人材が望ましいが、このうち二つでも保有していれば変革の中心となるのに十分な素養を持っていると言える。残りの一つはサポート役がつくか、後に経験を通じて伸ばすこともできる。

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しかし三つのうち一つしか保有していない人材は変革のサポート役となることは可能だが、成長には時間がかかる。少なくとも現段階では「変革人材」、もしくはその候補とは呼べないだろう。この三つの能力それぞれを見極めるにはどうすればいいか。「高い目的意識」および「行動力」は選考を受ける段階までに何らかの形となって生み出されている可能性が高い。たとえば大学で新たなサークルをつくる、インターンシップで成果を生み出す、論文大会で賞を獲得するなどといったものだ。目的意識が実際の行動として表れ、それが結果につながっているかどうかで判断できる。「思考力」は、選考プロセスでレポートを書いてもらうことが有効である。多角的な視点でものごとを見ることができるか、客観的な事実をもとにロジックを積み上げることができるかどうかを見る。また、過去に体験しか問題解決の体験に関するエピソードを聞き、その過程で「効率性」「仕組み化」を重視しながら活動していたことが見出せれば、これも「思考力」の表れと見ることができるだろう。